最高の足湯とレトロな温泉地★
さて、昨日は栃木県・那須のプチリッチな宿の
足湯をご紹介しましたが、
今日は日帰りでも気軽に立ち寄れる
群馬のオススメ足湯のご紹介です。
群馬県には約90ヶ所の温泉地がありますが、
四万(しま)温泉は古くから草津温泉・
伊香保温泉とともに「上州三名湯」に数えられた
群馬を代表する温泉地です。
その名の通り4万の病を治すと信じられ、
室町時代から湯治場として栄えてきました。
四万温泉発祥の湯と言われている
無料の共同浴場「御夢想(ごむそう)の湯」は
男湯と女湯に分かれており、
2人同時に浸かれる広さのこじんまりとした温泉で
タオルや石鹸などの設備はないものの、
浴場は温かみと清潔感が感じられます。
湧出地の上には室町時代後期に建てられた
国内でも数少ない木造の唐風建築で、
明治45(1912)年に国宝に指定され、
戦後は法改正により国指定の重要文化財となった
日向見(ひなたみ)薬師堂が建立され、
現在でも石垣の間から湯煙を上げています。
お堂の周りには「御夢想の湯」の他に
駐車場と足湯が整備されていますが、
この足湯が最高に気持ち良いのです(*^o^*)
源泉100%かけ流しなのはもちろんですが、
無色透明、まろやかでやや熱めの湯が肌に優しく
真冬でも10分も浸かれば汗ばんできます。
まめに温度調節もされているようで、
温泉協会のハッピを着た方が、
「温度はどうですか?」と声を掛けてくださいました。
こういった旅先での地元の方との
ちょっとした触れ合いも楽しいですよね。
近くにはコバルトブルーに湖面が染まる奥四万湖や
美しい姫が運命的な出会いをしたという伝説の残る
摩耶の滝など、見どころも多く、とても静かな場所なので
まさに穴場的な観光スポットです♪
四万温泉に至る道の一部はメロディーラインになっており
「千と千尋の神隠し」の主題歌が流れますが、
これは、四万温泉の旅館「積善館・本館」が
映画に出てくる湯屋のモデルになっているからです↓
積善館のHPはこちら↓
http://sekizenkan.co.jp/
冬でもちゃんと暖かい足湯ですので、
これからの季節に是非オススメします(b^ー°)
四万の湯は飲むと少し塩気があり、
胃腸によく効きますので、
飲泉所にも立ち寄ってみてください。
温泉街の飲泉所の近くの小さな店でおばちゃんが売っている、
群馬名物「焼きまんじゅう」も必食ですよ♪